ベストアーティスト2015を編集したよの巻。
ある晴れた昼下がり。
新しいグローブを買ったというので、公園でキャッチボールをしていたの。
青空の下で体を動かすって楽しいね。
楽しい話をしながらキャッチボールしてたの。
そしたらね、後ろから誰かに頭を思いっきり殴られたの。
ベストアーティストのKAT-TUN事件は、まさにそんな感じだった。
会場の前列にはサクラのお姉さんたちがいて。生放送で。10周年を迎える直前で。
なぜ、このタイミング。春からのツアーはどうなってしまうのだろう。
翌日の白熱ライブ ビビットで国分さんは「番組が始まる前に本人たちから報告があった。つい数日前まで話し合いを重ねていた。メンバーたちは僕が情報番組をやっているから迷惑をかけると思いますと言っていた」というコメントと共にその時に撮ったという国分さんとKAT-TUNメンバーとの写真を見せてくれた。一人だけスッキリしたお顔で口角をキュッと上げたスマイルを見せている人がいる・・そう。田口淳之介氏。
彼の今後のビジョンは聞かされていないというメンバー。説得できなかったと悔いるメンバー。
その後は何だか心がソワソワして番組を楽しむことが出来なかった。唯一、印象に残っているのが「愛言葉」の慶一郎氏のパートが非常に劣悪だった、酷かった、衣装自体は可愛くて好きだけど愛言葉に合ってないなー位。あんなに楽しみにしていた11月24日が儚く過ぎて行った。楽しみにしていた番組を昨夜編集した。いつもなら、楽しみながら編集作業をするのだが今回は何だか悲しいような怒りのような切ないようなよくわからない感情だった。
田口氏には田口氏の人生があるから。応援してあげようよ。うん、もちろんわかる。ただ、残されたメンバー、ファン、関係者は「なぜ、今」の一言に尽きると思う。ちょっと酷すぎやしないか。本人は新しいスタート地点へ立っているつもりかもしれないが、今まで培ってきたものや守るべきものがたくさんある他のメンバーの心を揺すってまで、今ここで宣言する必要があったのか。一人だけ晴れやかな顔をしてはいけないよ。その笑顔が酷なんだ。
Web上では、NEWSと合体しちゃえ。NEWSとKAT-TUNはジャニーズのお荷物だよな。NEWSもKAT-TUNもオワコン。など、一般的にはNEWSとKAT-TUNは脱退者が多く、そして問題ばかり抱えているグループという印象なのだ。
何だか他人事ではない、そんな気がして心がモヤモヤする。今年6月の週刊文春の記事よりショック。
KAT-TUNの10周年を待ち焦がれていて、ツアーまで仕事頑張ろう、頑張ってお金貯めようなど10周年という光を目指して日々過ごしてきた人間の気持ちはどうなってしまうんだろう。
だめだよ、今じゃないよ田口氏。君の選択は周りが辛すぎるよ。